「人に期待すると、後になってガッカリをすることが多い」
そう考えて、基本的に人に期待しないことを前提に仕事をしてきました。ただ、この考えを改め直すことにしたので、今回はそのことについて忘れないように記していきます。
期待されることが力を最大化させる
人に期待しないことによって、自らの感情をコントロールしやすくなります。その点「期待しないこと」は理にかなっています。しかし、今回、この考えを改めたのは人に期待することによって、その人が持っている潜在能力を最大化できると考えたからです。考えてみれば、当たり前で、上司に「期待しています」と言われた方が「やってやろう」という気持ちになりやすいです。私自身もサラリーマン時代は上司に期待されることによって、奮起することが多々ありました。自分ではできないと思っていたことも、人に期待されることによって、不思議と実現しようという力が湧いてきます。
成果を求める人の義務
自分のことだけを考えていれば、「期待しない」方が失望もしないので良いのかもしれません。ただ、組織の成果の最大化を考えたら、期待した方が絶対に良いと確信しました。なぜなら、期待しているかどうかは相手に如実に伝わるからです。他者に成果を求めるのであれば、期待もセットで伝える。そうすることが、リーダーの義務であると考えを改め直すことにしました。さらに言えば、期待しないと決め切るのではなく、期待する・しないを自らの手でコントロールすることが大切です。
よくないのは勝手に期待してしまうことだと気づいた今日この頃です。